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すこやかに おだやかに しなやかに

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「幼稚園で教わったアダムとイブ,小学校のころに読んだギリシャ神話や古事記,伯母とともに手を合わせた仏壇,近所の氏神様,これまで私はさまざまな形で宗教的なものに触れてきましたが,そのイメージはいろいろな絵画や彫刻の影響で揺れ動いていました.けれども年を重ねるにつれて,そのイメージは人間の姿から離れ,むしろ目に見えないエネルギーのようなものとして感じられるようになりました.そのエネルギーはしかし,不思議なことに,ときに人間の言葉で私たちにみずからを語るのです.このささやかな詩集も,そのような言葉のひとつである原始仏典『ダンマパダ』から生まれました.トマス・バイロムによる英訳を底本にして,私は自分が共感するところを自由に日本語にしたのです.」
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あらすじ

「幼稚園で教わったアダムとイブ,小学校のころに読んだギリシャ神話や古事記,伯母とともに手を合わせた仏壇,近所の氏神様,これまで私はさまざまな形で宗教的なものに触れてきましたが,そのイメージはいろいろな絵画や彫刻の影響で揺れ動いていました.けれども年を重ねるにつれて,そのイメージは人間の姿から離れ,むしろ目に見えないエネルギーのようなものとして感じられるようになりました.そのエネルギーはしかし,不思議なことに,ときに人間の言葉で私たちにみずからを語るのです.このささやかな詩集も,そのような言葉のひとつである原始仏典『ダンマパダ』から生まれました.トマス・バイロムによる英訳を底本にして,私は自分が共感するところを自由に日本語にしたのです.」

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