あらすじ「中国へ行く機会があった.呑気な旅のつれづれから,いくつかの予期しない短詩が生まれた.俳句とそれからもしかするとある種の漢詩のもつ,饒舌とは対極にあるものに,知らず知らずのうちに同調していたのだろうか.帰ってからも私は行脚の短い,三行一連の詩を気の向くままに書き続け,いつの間にかそれらをminimalと名づけていた.」