あらすじ「ぼくは,薬をもらうほどの鬱は経験していないけど,鬱的な気分っていうのは,相当経験はしているんです.ぼくのなかに若いころからある鬱的な気質が,たぶんこういうものを書かせたんだとは思います.だけど鬱っていうのはね,実生活の鬱というのと同時に,表現というものに対する,なんか鬱的な気分ってのがあるんですよ.詩を書いていくことに対するね.」