あらすじ「『ことばあそびうた』に収めた「ののはな」なんて,あまり短いんでね,二番もつくりたかったんですよ.で,一生懸命考えたんだけど,どうしても二番がつくれなかった.……ふつうの詩っていうのは,なんとなくこうインスピレーション的なもので,ポコッとことばが出てくるんだけど,「ことばあそび」に限っては全然それがなくて,もう完全に手仕事なんですね.だから,「かっぱらっぱかっぱらった」みたいな,そういう一行がフッと思い浮かぶと,あとは「かっぱ」「らっぱ」「はっぱ」「なっぱ」みたいに「ぱ」で終わる破裂音みたいなものを探していくわけです.」