あらすじ私たちは「政治が憲法を強引に乗り越える」さまを目撃した――.安保・外交政策の転換,さらには「改憲機運」の醸成がどのように進められてきたかをていねいに検証し,国会・内閣法制局・裁判所の責務にも言及.立憲主義にたった法の論理を鍛え,平和の問題を権力の適切な統制と結びつけて考える必要を訴える,熱い警世の書.