あらすじ常に時間に追われ,効率を追い求める生き方が,現代人の心を破壊しつつある.今こそ,ぼんやりと過ごす時間の価値が見直されてよいのではないか.では,そうした時間を充実させるために何が必要であり,そこにどんな豊かさが生まれるか.さまざまな書物にヒントを求め,自らの体験もまじえながらつづる思索的エッセイ.