あらすじ東日本大震災の集中復興期終了を目前に,復興から取り残されている人びとがいる.「いつまで被災者なのか」と弱者を切り捨てるなら,社会はその負債を将来にわたって抱え込む――そして誰にとっても人ごとではない.くらしと生業の再生に必要なものは,巨大プロジェクトではない.災害多発国日本のあやうさを現場から問う.