あらすじ夏目漱石と正岡子規は,明治22年,高等中学校の同級生として出会い,寄席の趣味をとおして親しくなった.その友情は子規が明治35年,35歳で亡くなるまで終生変わることなく続いた.漱石が批評を求めて子規に送った俳句と子規の添削を含め,その間に交わされた手紙を年代順に収録した.(解説=粟津則雄)