あらすじ国民の税金を食い荒らし,富を奪い取る者は誰だ.政治と経済に隠然たる力を及ぼし,法を逆手にとりながら,文明の対価であるべき税を掠めてゆく.財政の屋台骨をも揺るがし,国を存立の危機に追い込む悪行を見過ごしてよいのか.その不正と複雑なからくりを解明し,日本の暗部に切り込む.前著『タックス・ヘイブン』の続編.