あらすじ福島原発事故後,事実としても科学としても誤った発言が跋扈した.ところが,受け手の市民に責任が転嫁される事態が生じている.専門家といわれる人々のことばから論理の構造を抽出し,どこに問題があるのかを明確にする.信頼の条件とは,内容の確かさだけではない.科学者を含む市民皆が直視すべき,知識の扱い方の問題である.