あらすじアフリカで生まれ,二足歩行を始めた人類は,空いた手で荷物を運び,世界にちらばっていった.この〈運ぶ〉という能力こそが,ヒトをヒトたらしめたのではないか? アフリカ,ヨーロッパ,東アジアの三つの地点を比較対照し,〈運ぶ〉文化の展開と身体との関係を探る.人類学に新たな光を当てる冒険の書.