あらすじ青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の,くやしさと,それゆえの,未来への夢.スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる,主張のある詩,論理の詩.ときには初々しく震え,またときには凛として顔を上げる.素直な表現で,人を励まし奮い立たせてくれる,「現代詩の長女」茨木のり子のエッセンス.(対談=大岡信,解説=小池昌代)