あらすじ強く合理的で大きなシステムは,大災害の前にもろくも崩れ去る.大きなものに依存する受動的存在ではなく,小さく自立した能動的な存在として,「小さな建築」は人間を世界とつなげる.小さな単位を「積む」,大地に「もたれかかる」,ゆるやかに「織る」,空間を「ふくらます」.斬新な発想から建築の根源を問う.