あらすじ途方もない数の人命と暮らしを一瞬にして奪い去った東日本大震災は,歴史上類をみない「複合災害」だった.震災と大津波,そして福島第一原発事故が折り重なる中で,人びとは何を思い,どんな経験をしたのか.被災地に通い続ける著者が見聞きしたルポをまじえながら,3.11全体の輪郭を描き,残された課題を考える.