あらすじ普通の人間にとって実践可能な人生の真の生き方とは何か.明治27年夏期学校における講演「後世への最大遺物」は,人生最大のこの根本問題について熱っぽく語りかける,「何人にも遺し得る最大遺物――それは高尚なる生涯である」と.旧版より注・解説を大幅に拡充し,略年譜を新たに付した.「デンマルク国の話」を併収.改版(解説=鈴木範久)