あらすじアフリカの奥地に象牙採集をする人々の上に起こった事件を作者自身の体験にもとづいて書いた作品.『颱風』『青春』と共にコンラッドの中短篇の代表作であるが,作品の芸術的根強さにおいて他の二つを凌ぐ.ここには作者の原始に対する驚異と文明に対する呪詛とが熱病のような激しさであらわされている.