あらすじ政権交代直後の期待感は,すぐさま幻滅へと変わり,いまや政党政治に対する忌避感すら拡がっている.なぜ政治主導で「生活第一」への政策転換を進めることに失敗したのか.この二年間の軌跡をたどりながら,政策形成のあり方,政と官の関係,国会政治の形などから民主党政権の成否を検証.大震災後の民主政治の課題を考える.