あらすじ「反戦・平和は野暮」「お金は万能」「世の中すべて自己責任」…….身も蓋もない「現実主義」が横行し,理想を語ることは忌避される.心の余裕が失われ,どこか息苦しい現代のなかで,世間の「常識」が大きく変りつつある.様々な事象や言説から,いまどきの「常識」を浮き彫りにし,それらを形作る日本社会を鋭く考察する.