あらすじ関東大震災以降,音響テクノロジーの進化と複製技術の発展によって,大きな転換期を迎えた音楽産業の様相を叙述する.レコード会社は,作詞・作曲・演奏・歌唱を統括して,流行歌謡の大ヒットと大量消費を巧みに主導していった.併せて,ラジオやトーキーをはじめ同時代におけるメディアの強化と人びとの知覚の変容を描く.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.