あらすじ日露戦争後から関東大震災までのおよそ二〇年間,広く人びとの生活に洋楽文化の諸要素が進出していく様相を叙述する.流行歌の曲調が欧化し,西洋の音楽家たちも数多く来日して,若者たちが洋楽器を手にしつつ,芸術音楽を語る時代であった.併せて,童謡運動の勃興,家庭音楽の提唱,浅草オペラの誕生などが描かれる.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.