あらすじ雨の夜に突如,姿を消した浮舟.入水かとの報を聞き,薫と匂宮はそれぞれに悲しみに暮れる.だが浮舟は,横川僧都の一行に救われていた.自らの素性をひた隠しにしつつ,ひたすら出家を願い,ついに髪を下ろす浮舟.そこに,噂を聞いた薫からの文が届く――.蜻蛉から夢浮橋まで,全五十四帖完結.年立や索引も収録する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.