あらすじ朝倉先生のあとを追って上京した次郎は先生が主宰する「友愛塾」の助手となり,自己を磨く充実した日々を送る.やがて二・二六事件が勃発,軍部の力はさらに強まり…….朝倉先生の自由主義的な教育理念や哲学が,青年次郎にどのような精神的成長をもたらすのか.永遠不滅の教養小説最終巻.(解説=原彬久)(全五冊)