あらすじ次郎の中学時代.兄恭一とその友人らの感化により,また朝倉先生が主宰する「白鳥会」に入会することにより,次郎は人生を深く考えるようになる.無計画のうちに強行した筑後川上流探検,宝鏡先生とのトラブル,実父が営む酒屋の番頭の不始末などのエピソードを通して,急激な精神的成長をとげる次郎の姿をつぶさに描く.(全五冊)