あらすじ自律的に進展する社会と「国家」とのせめぎあいの前近代史を、社会の側からとらえなおす通史の完結編。下巻は南北朝の動乱から地域小国家が分立する時代を経て、日本国再統一までを叙述し、さらに近代日本の前提とその問題点を提示。17世紀前半、武士権力によって確保された平和と安定は列島社会に何をもたらしていくのか?(全3冊)