あらすじグラナダの丘に今もその姿を残すアルハンブラ宮殿.アーヴィング(1783―1859)はアメリカ公使館書記官としてスペインに赴き,偶然の幸運からモーロ人の築いた城に滞在した.宮殿の華麗かつ荘厳な姿とそこに暮らした幻想的な日々が,処々に伝わるさまざまな物語を織りまぜて,詩情豊かに綴られる.(全2冊)