あらすじ戦局が破滅的様相を呈し始めた1943年12月,学業を中断されて戦地に向かった学生たちが,死と直面しつつ思索を重ねて遺した手記.本書は63年に『戦没学生の遺書に見る 15年戦争』の表題で刊行されたもの(のち『第二集 きけ わだつみのこえ』と改題).長く読み継がれることを願い,学徒出陣60年を期して新たに校訂し直した新版.