──「この人はきっと誰にでも優しい」────「そんなの、わかってんのに」──ゲイ向け風俗店で「ウリ専ボーイ」をしている優は、愛想のなさも相まって、いまだに恋人経験がゼロ。少女漫画のような恋に憧れながら、誰かと恋をしたことが一度もなかった。そんなある日、道端で倒れていた男・三好を助けたところ、御礼に彼が店長のカフェで可愛いパフェを振る舞われる。可愛いものが好きな優は、必死に隠そうとするも「“好き”に性別なんて関係ない」と、ずっと欲しかった言葉をかけてもらった。それからも三好の優しさに触れては、心が傾いてゆく優だけど……?※こちらのコンテンツは「drapmilk2023年12月号」収録の同タイトルのバラ売り版です。ご確認の上ご購入をお願いいたします