あらすじ杖と呪文。それは魔法使いが奇跡を扱うために必要なもの。だが人々は、その技術によって『魔力増強装具(アパラタス)』を造り伝統的なローブの魔法使いたちを過去のものとした。主人公のエスティは、ド田舎育ちの魔法使い。伝統的を重んじる祖母によって小さい頃から鍛えられるも、初歩的な魔法すらおぼつかないポンコツである。すっかり自分を諦めていたエスティだったが、故郷を離れ、都会の魔法学校に進学したことで魔法使いの使命——世界を守るための戦いに巻き込まれていく。亡霊とは? 廃棄街とは?奇跡と呪いを巡る冒険が始まる。