可憐な公爵令嬢のレティシアは、美術室での一件依頼、婚約者・ウィリアムの前でドギマギしてしまう日々を過ごしていた。ウィリアムを会長とする生徒会役員の選出が迫る中、性悪なレティシアよりも、温和な侯爵令嬢・リリエルの方が役員に相応しいという声が大きくなってしまう。大好きなウィリアムの負担になることを恐れ、指名の辞退を考えるレティシア。そんなある夜、リリエルの本性を知ってしまい…!? 「――悪辣さでは、わたくしも負けていないのですよ?」 裏の悪女・リリエルとの、生徒会役員の座をかけた即興詩作対決が始まる――! 「レティを乱暴に扱ったら、いくら僕でも穏便にとはいかないよ」 天然悪女と絶対的紳士の甘美な学園ストーリー、白熱の第2弾!!