法律上は公開で閲覧自由であることが規定されながら、海外に比べると取材に活用されていない裁判記録に注目し、閲覧、活用の方法を記者の視点で分かりやすく解説したハンドブック。
1 現場からの閲覧ガイド(私はこうして記録を閲覧した;ヘイト摘発の裏側を記録から探る;古い刑事裁判記録へのアクセス;民事訴訟記録を用いた取材・報道、その意義と手法)
2 裁判情報開示の現状(到達点)と課題(検察・裁判所の理解できない情報隠し;裁判情報開示の理論的・法的後ろ盾と課題)
3 FAQ(「見せない法廷」にはどう対応する?;水際作戦を受けたら?;検察取材に支障を来さないか?;プライバシーではないの?;弁護士に「目的外使用になる」と言われたら?;諸外国ではどうなっている?)
資料