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file.37のフィーチャーは「幻視者たちが見たリアル」。
現実の向こうに独自のヴィジョンを幻視する者たち――
各作家、たっぷりページを使い、大きな図版で掲載しています。
▼掲載作家
◎サワダモコ《絵画》★少女はデジタルの海の中、ノイズに侵され壊れながらも生き続ける
◎美濃瓢吾《絵画》★実在の光景・事物と妖怪などが入り乱れる、色鮮やかな幻想画
◎真珠子《絵画》★おばあちゃん家で体験する奇妙な夜の出来事を、軽やかに描き出す
◎ひらのにこ《絵画》★諦念に憑かれた少女が併せ持つ、清新さと不穏さ
◎椎木かなえ《絵画》★不安や不条理と可笑しみが同居した、奇態な幻想世界
◎冨岡想《絵画》★子供部屋という聖域でふと起きた、神懸るような瞬間
◎夏目羽七海《人形》★光と闇の分かれ道――それぞれの宿命を背負った人形たち
◎丹羽起史《絵画》★やさしげな異形が行き交う、魔術的かつ科学的な寓話の世界
◎スミシャ《絵画》★世間の常識に縛られず好きなおしゃれをする、意思の強さが目に表象される
◎神野歌音《絵画》★漆黒に浮かぶ光の陰影によって、ドラマチックに描き出された光景
◎横尾龍彦《絵画》★聖性、霊性を渇望し、幻想画や瞑想画によって求め続けた超自己
◎山上真智子《人形》★死や闇を背負いながらやさしく響かせる、天使の歌声
◎Bunkamura Gallery 8/ オープニング記念展★独自の美学を追究する先鋭的な作家たち
ExtrARTは、ヴィジュアルをメインにした誌面構成で、既存のアートの価値観にとらわれず、個性的なアーティストや作品を紹介していく季刊誌です。
絵画、彫刻、写真から球体関節人形まで、毎号多彩な作家・作品を、それぞれたっぷりのページ数をとって紹介しています。