あらすじアメリカの社会学者ハロルド・ガーフィンケルの提唱したエスノメソドロジー(Ethnomethodology)の研究書。科学知識の社会学やミード、ジンメル、ゴフマンなどの社会学者らの業績を再考することで、エスノメソドロジーを新たな角度から捉えなおす。また、遺伝子改造をめぐる倫理学や統計学における数学的手続きなどのアクチュアルな問題へも応用させた、本格的な論考集になっている。