ひとり出版社・夏葉社を吉祥寺で営み、
著作にもファンの多い島田潤一郎が、
6年前に父となった時から一変した日々の暮らしと
子どもたちへの深い思いを綴るエッセイ。
子育てがしんどいのはぼくたちだけじゃないはずだーー
不安、挫折、祈り、希望ーー子どもたちとのかけがえのない日々を忘れないために。
奮闘する親たちの切実な共感を呼ぶ話題書。
「日曜日の昼に、生後七日目の赤ん坊がぼくの家にやってきた。
それから、人生がガラリと変わった」
「泣かないで。ちゃんとまわりを見て。こんにちはと言って。
ありがとうと言って。ぼくたちの心の中には願いしかない。」
──本書「息子とサツマイモ」より