あらすじ首都ブラジリアの衛星都市、セイランジャ。その路上市場では、貧困地帯である北東部から移住してきた人々が働いている。貧乏人を自認する彼らは、ときに警察の取締りから逃れながら、働き者であることを誇り、困っている人に手を差し伸べる― 路上商人たちの「正しさの規範」と「善さの規範」から、階層を越えた連帯の作法を探る。