あらすじ風景構成法や自由画などの絵画療法と言語療法を用いた10人のクライエント、100点を越える描画を所収(カラー図版もあり)した事例検討を中心に、ワルテッグテストを改良した「誘発線画法」や、先に描いた絵をもとにコラージュのごとく用い、新しい世界をつくる「再構成法」など、著者のオリジナリティ溢れる絵画療法の世界が垣間見えることでしょう。 読んで、観て、わかる絵画療法の実践を描いた本書は、入門の次の一歩として、オススメの1冊です。