これまで語り尽くされた感のある日本の山。
そこにあえて、さまざまな角度やトンデモ視点から切り込み、解体して見えてきたニッポンの山の新たなる世界!
日本の山岳事情をあぶり出す
切れのいいツールとしての日本百名山を徹底分析し、
新たな規準を設けて南北アルプスなどの奥深さ度を考察。
日本の山の中央分水嶺と東西南北最高峰を地図から丹念に割り出し、
地形図の間違い探しは達人の域に。
山の列車名盛衰記など周辺の話題にも寄り道。
一見、無駄としか思えない山の情報や雑学も、
このように体系化されていけば立派な「山岳学」に。
ここに類書のない、本書の存在価値がある。
図表や写真多数。