本を読めば音楽がわかるのか!?──
ますます絶好調のカタヤマ式音楽書月評、厳選68冊分、お届けします。
銭形平次の寛永通宝はSPレコード?
上野に西郷隆盛像と東京芸大がある理由とは?
十二音音楽は統合失調症の特効薬だった?
『うる星やつら』とモーツァルトの関係??──
冴えに冴えまくる着想で、「クラシックの読み方」が変わる!
『レコード芸術』誌に10年間にわたり連載された「片山杜秀のこの本を読め!」のうち、2004年から2007年までの4年間に書かれた計48本の書評に加えて、読売新聞、中央公論、週刊文春などで2010年3月までに発表された書評や、吉田秀和の著書に寄せた解説などを集成。