「この本を書こうと思った目的は、なぜアルコール依存症になるのかを脳科学的に探求し、自分自身がそれに対する改善法を実行して、自分の目的にまっすぐに向かえるような、幸せな日々を送ることができるようになることにあります。そうなれば、自分のみならず多くの人の福音になるはずです。そのために、多くのアルコール依存症関連の本や論文を読み、アルコール依存症から脱却するには何が必要なのかを毎日自分に問い続け、今日まで試行錯誤してきました。そのような作業を行うことで、今はほぼその目的を達成しているように感じています」(本書「はじめに」より)