あらすじ本書は、朝鮮・韓国経済史における主要課題および問題点を言及し、その課題や論考を踏まえ、各経済のいくつかの対象・分野への分析を行う形で、朝鮮韓国経済史研究の入門書としての役割を担うことを狙いとするものである。ただし、主要課題や論考の紹介においては、その全てを取り扱うことは到底困難であるため、重要度が高いと判断したものに限定する。各経済の分析の順番は、朝鮮経済 → 植民地朝鮮経済 → 韓国経済 → 北朝鮮経済の順となる(はじめにより)