あらすじ本書の第一部では、さまざまな学校内の対立の中から、特に「校内暴力」「いじめ」の問題を、一つの学校の危機的状況として取り上げながら分析し、第二部ではこの問題への「問い」を通して、これからの学校現場において、いじめ対策に向けての対話がいかにして可能であるかについて、心理学、教育学、社会学、人間学など、さまざまな分野から学際的なアプローチを試みる。