●本書「はじめに」より
本書でご紹介する様々な人物は、いわば全員、今の日本を生きている私たち日本人と血のつながった人たちです。つまりみんな親戚であり、ご先祖です。
そのご先祖のひとりひとりの思いが、行動が、いまの私達に影響を与えています。
誰もがより良く生きていこう、我が子のため、我が孫のために、少しでも良い時代を遺していこう。
そう思い続けて生きてくれた蓄積の果てに、私達が生きる現代があります。
本書が、そういうことをあらためて考える一助となれば、筆者としてこのうえないよろこびです。
この本でとりあげる人たち
神武天皇/仁徳天皇/大伴部博麻/和気清麻呂/藤原定家/静御前/北条時宗/豊臣秀吉/武田勝頼の妻/木村重成/野中婉子/福井文右衛門/松崎慊堂/大塩平八郎/佐藤一斎/吉田松陰/小林虎三郎/二宮尊徳/中野竹子・瓜生岩子/坂本龍馬/岩崎ユキ/乃木希典/山本権兵衛/大山巌/戸山昭子/鈴木貫太郎/樋口季一郎/鳥濱トメ/根元博/昭和天皇