『本書は、嵐メンバーが断続的に話し合いを始めた2017年6月から2019年1月に至るまでの舞台裏を徹底的に取材し、最終的に“活動休止”の結論を選択した時の、メンバー個々のエピソードからお送りしていきたいと思う。
さらにはジャニーズ内外問わず、メンバーが苦しい胸の内を吐露した相手からの貴重な証言、そして最終章では2021年1月1日から始まる活動休止期間について、TV界で囁かれるメンバー各人の“噂”を検証し、その真相を明らかにしていきたいと思う――。』<プロローグより>
【主な収録発言】
★大野智
『2020年12月31日までの2年近くで最高の嵐を楽しんでもらって、その余韻が、復帰するまでの何年間か続くような、難しいかもしれないけど、それだけのパフォーマンスや作品をみんなに見せることこそが、俺の最低限の役割であり仕事なんですよね』
★櫻井翔
『たぶん、これまで嵐の中で誰よりも孤独だったのはリーダーなんだよ。
だからこそ俺はリーダーに「心配するな。俺たちが“希望”になるから」――って伝えたい。
たとえどんなに孤独でも、リーダーが前を向いて顔を上げさえしてくれれば、「そこには俺たちが立って待っているからな」――ってね』
★相葉雅紀
『俺はこれから先も、ずっと「嵐が大好き」――っていう自分自身の気持ちとその力を信じて、“希望の光”をファンのみんなのために灯していきたいと考えてます』
★二宮和也
『“昨日より明日、明日より明後日”――活動休止するからこそ、目に見える成長を貪欲に追い求めたい』
★松本潤
『ザックリ言うとさ、何度でも立ち上がればいいんだよ。そこに“希望”がある限りは。
別に俺らボクシングの試合をしているわけじゃないんだし、どんだけダウンしても負けにはならない』