自由の象徴として注目されている「グレイヘア」のオピニオンリーダー近藤サトが、初めてグレイヘアについてグレイヘアという生き方について書き下ろす一冊。
グレイヘア――一歩踏み出す勇気が自分を変える
50歳を目前として突然、白髪のままテレビ出演し、視聴者を仰天させた近藤サトさん。
ネット上では批判も寄せられた。が、そのいっぽうで、白髪姿で堂々とテレビに出演した潔さと勇気に、
同年代の多くの女性たちから共感の声があがった。
そして、今や白髪を隠さないヘアーは「グレイヘア」として流行語大賞にノミネートされるようになり、
近藤サトさんは、その象徴として、さらに多くの女性たちの支持を集めている。
女性は若いほどいい――。
この価値観にとらわれている限り、若さを失いつつある女性たちは日々、
不安や焦燥や絶望感に苛まれ続けることになる。
でも、もし近藤サトさんのように自分の中の老いを認め、それを受け入れることができたとしたら?
きっと心は軽やかになり、生きるのがラクになり、日々の暮らしもうんと楽しくなるはず……。
女性たちはそう感じているからこそ、サトさんを支持するのだろう。
わざわざ年齢よりも若く見せなくてもいいんだ。
そう思えたとき、女性たちの心は解放される。
本書は、近藤サトさんの白髪を染めないという決断をとおして、
「脱・美魔女」の新しい生き方を提案。
年齢に抗うことなく、年齢を受け入れることの、すがすがしくも、颯爽とした生き方のすばらしさを訴えるエッセイ集。