あらすじ哲学とはいかなる営みなのか。 ソクラテス・プラトン・アリストテレスに哲学史2400余年の原点を訪ね、 思考の筋道が甦るギリシャ哲学入門。 プラトン研究の第一人者による放送大学人気授業を叢書化。 プラトンは「イデア」という語を実は二義的に用いているということである。 このことにプラトン研究者たちは着目していないし、おそらくプラトン自身も気づいていなかったのであろう。 (第五章「仮説的イデア論II」より)