周りの大人が皆眉をひそめるほどのわんぱく坊主、リュウちゃん。
いたずらや探検を繰り広げる中で、さまざまな出来事に遭遇します。
それはいじめであったり怪我や病気であったり、時には命がけの冒険に発展することも。
けれどもリュウちゃんは負けません。持ち前のユーモアと明るさ、そしてその負けん気で、立ちはだかる問題をバッタバッタとなぎ倒して行きます。
「ぼくにできること」は、難病のデュシェンヌ型筋ジストロフィーにより全身が動かず発声もできない著者が、
幼かった2人の我が子に昔語りができないかわりに書き続けて来たもの。
ストーリーは全10話からなり、自らが幼少時に経験したあれこれを基に、主人公リュウちゃんのいたずらや冒険が
いきいきと、ロマンたっぷりに描かれています。