もともとは、陸上経験のない知識ゼロの酒好き・ヘビースモーカーのメタボおやじ。
かつての著者を知る友人、会社の同僚、それに妻と娘にとってみれば、姿形からしてまるで別人になりました。
振り返ってみると、ただただ効率のよい練習法を模索して、トライアル&エラーを繰り返しつつ、
自分なりに研究開発してきたことが功を奏しています。
なにか1つの練習法に固執するのではなく、走力の成長とともに、そのときの自分に適切な方法論を模索しながら工夫してきたのです。
「私は結構、失敗したり故障したりと遠回りしてきましたが、たどり着いた練習法は、
年齢を問わず、ランニングの初心者がゼロからマラソンを目指すときに、最も効率的ではないかと密かに自負しています」
市民ランナーとしては上級者となったいまの練習法も紹介していますから、幅広いレベルのランナーの参考になります。
遠回りせず、最短距離で故障もなく、フルマラソン完走から自己ベスト更新を繰り返す、
楽しいランニング生活を送るメソッドが詰まっています。