「これからどう生きるべきか?」は、すべてブッダの言葉の中にある!
なぜ苦しみや執着が消えないのか? 欲や憎しみ、怒りはどう克服すればいいのか?
二千数百年年以上受けつがれてきたブッダの言葉には、これら難問への答えが全部見つけられます。
幅広い教養を持ちなさい。
技術を身につけなさい。
仏の教えをきちんと理解しなさい。
良い言葉を発しなさい。
両親に孝行しなさい。
妻子を大切にしなさい。
堅実に働きなさい。
尊敬の念を抱きなさい。
常に謙虚でありなさい。
現状に満足しなさい。
今、生かされていることに感謝しなさい。
(中略)
以上のことを守れば、どこにいても厄災に敗れることはなく、いつでも幸福に包まれるでしょう。
(本書より)
ベストセラー『空海 人生の言葉』(ディスカヴァー刊)、弊社文庫『空海 今を生きる言葉』の著者・川辺秀美氏が贈る、ブッダの言葉の超訳集。
世界三大宗教の一つ、仏教の開祖ブッダ。
その言葉は、あまりにシンプル、かつストレートに“幸せに生きるための方法”を伝えているため、言葉の真意がつかみにくいとされています。
本書では、現存する最古の経典で、あのニーチェにも影響を与えたという『スッタニパータ』から133にわたる珠玉の言葉をセレクト。その「生きるための方法」を、苦しい時代に翻弄される読者のために、わかりやすく解説し、どう活用すればいいのかを、提示しています。
本当にブッダが伝えたかったこと、その解釈を中心に、ブッダの智慧を現代人が無理なく、そしてこころの状態を保ちつつ、いかに「強く生きていく」べきかを解説してゆく一冊です。