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同一著者による『量子論』から一歩進み、本格的に量子力学を学ぶために書かれた書。主に1個の粒子の場合を扱った姉妹書『量子力学(I)』に引き続き、本書では主に多粒子系の場合を扱った。読者が量子力学の本質を見失わないように、なるべく波動関数の具体的な形に立ち戻って考えることから出発するように心がけた。新装版では、『量子力学(I)』と同様に、レイアウトやデザインを見直し、誤植や用語の不統一の修正を行った。