2016年(平成28年)4月14日と同年4月16日に発生した熊本大地震における社会福祉法人の実状や証言をまとめたシリーズ3部作の第2弾。
「いのちを守る」活動の次に待っていたのは、復旧や復興までの長い道のりをどのように対処するかであった。インフラの復旧とともに「平時」となりはするが、実際は生活物資やマンパワーは足りず、社会福祉法人の職員には大きな負担がかかっていく。
本書は第I部と同じように、現場責任者である施設長と職員の証言から構成されている。大災害時における社会福祉法人やその組織体制、地域の防災体制のあり方を考える。