妖と恋をめぐる、浪漫綺譚シリーズ第二弾! 令嬢の深山奈緒は、妖魔を封じる力をもつ暁月家当主・当真と惹かれ合うものの、ある事件を機に関係が途絶えてしまう。失意の中、奈緒は「暁月家の分家の末裔」を名乗る青年と出会い、共に当真を探すことになるが……。当真はなぜ、奈緒の前から姿を消したのか? 二人の関係から目が離せない!和風恋愛ファンタジー第二巻。【人物紹介】深山奈緒(みやま・なお)複雑な家に生まれ育った、17歳の令嬢。カラスの言葉を理解できる。暁月当真(ぎょうげつ・とうま)カラスと縁の深い暁月一族の当主で、妖魔封じの力をもつ。人嫌いだが、奈緒のことは気になっている。勝須弥哉(かち・すみや)暁月家の分家・勝家の青年。当真と容姿が少し似ているが、性格は正反対。